神路

神路は十三陵の入り口にある。1540年(明の時代)に建てられたのである。文字通りの意味でお分かりになるように、神路は一筋の長く広い道路である。神路は両側に彫塑があることで有名である。彫塑の中では、キリン、シシ、竜と怪獣の彫塑はとりわけ名高いのである。神路には大きな門があり、門の上には精巧な浮き彫りが刻まれてある。この門は石で作られてあり、石で作られた門の中では一番古く、かつ既存の門である。神路では、中國古代の建物の壯大さをうかがうことができる。さまざまな浮き彫りや彫塑を鑑賞することで、明の時代の彫刻技術の上手さを知ることができる。