中國観光なら、中華料理は外せない點である。中國の有名な観光地を満喫しながら當地の料理を味わうシリーズ。今回は北京の美食と人気レジャーを紹介する。
■王府井小吃街(ワンフーチンシャオチージエ)
王府井は北京の中心部にある繁華街。明?清時代(1368~1911年)の建築様式とムードを再現している。この通り沿いには店舗が100軒以上あり、全國各地の有名な軽食が揃っている。羊肉の串焼き、涼粉(イモの粉で作った中華風ところてん)、●糕(●=手偏に「八」)(中華風そばがき)、艾窩窩(もち米の団子)、杏仁豆腐、イカの串焼きなどが食べられる。軽食のほかにも、各地の特産品や工蕓品なども売っている。
■簋街美食街(きがいびしょくがい)
「簋街」は北京で最も有名なグルメ街の一つ。もともと「鬼街」と呼ばれていたが、「鬼」という漢字を避けるために、「簋」という同音漢字に変わってきた。商業地區である東直門內大通りの近くにあり、150以上の大小のレストランが揃う。夜になると、通りの両側につるされた500個以上の赤い提燈に燈が點り、とても美しい。北京の伝統的な料理や、地元っ子に人気の高い四川料理をメインに、ほとんどのレストランが24時間営業で、夜更けまで街全體がにぎわい続ける。
■後海バーストリート(こうかいバーストリート)
後海バーストリートは北海公園に隣接した、後海という大きな池の周囲一帯にある。古きよき古民家が並ぶ伝統的な長屋街“胡同(フートン)”が、次第にバーで埋めつくされるようになってきた。池の青いさざ波と揺れる柳を背景に、多くのバーが並ぶ。ここでは何を飲むかは重要ではなく、味わうべきなのは景色やムードである。ふかふかのソファー席で、サンザシ茶を味わう午後。太陽の光が差し込む窓ぎわに陣取ったら、誰もが心地よくリラックスできる。中洋問わずレストランもたくさん。夏は特ににぎやかとなる。
■三里屯エリア(さんりーとんエリア)
三里屯は北京で最も古いバーエリアで、約200軒が集まっている。大使館街に位置するため外國人が経営する灑落た店も多く、北京では最も國際色豊かな場所である。気軽に入ることのできるカジュアルな雰囲気のバーから高級なムードの漂うクラブまで、通りの両側にはネオンが瞬き、日が暮れた後は華やかな夜の街に変貌する。