蓬萊は古代中國で東海上にある仙人が住むと言われていた仙境の1つです。伝説では蓬萊、方丈、瀛州は仙人が住むという海中の仙山であり、秦の始皇帝が不老不死の薬を求め、漢の武帝が仙人を尋ねたという地でもあります。広く伝わる「八仙過海」の伝説はここから生まれました。蓬萊仙境は歴史も長いし、風景も美しいです。文人墨客はよくここで題詞漫遊し、蓬萊十景になりまして、蒲門暁日、石壁殘照、南浦帰帆、石橋春漲、魚山蜃樓、橫町魚市、 衢港漁燈、竹峙怒濤、白峰積雪、鹿欄晴砂と含まれます。蓬萊閣は北宋の嘉佑六年に建てられ、黃鶴樓、岳陽樓、天後宮、龍王宮、呂祖殿、三清殿、彌陀寺など七つの建物が、大きな古建築群を形成し、毎年大勢の観光客が訪れています。區內にはほかにも戚継光故里、蓬萊水城、田橫山、水師府、登州古船博物館、中國船舶発展陳列館、登州博物館、登州聖會堂、海濱和平広場、黃河と渤海の境界線など、20以上の見所があり、全て見て回るにはおよそ3時間かかります。