７月２１日、故宮博物院は故宮の文物を研究するため、書畫研究所、陶磁器研究所、チベット仏教文物研究所、明と清の宮廷歴史資料研究所、中國畫技法研究所、中外文化交流研究所など六つの研究所を成立することを宣言しました。 新設した中外文化交流研究所はその中の特殊な研究所です。故宮博物院の院長単霽翔によりますと、習近平主席が「シルクロード経済ベルト」と「海上シルクロード」を共同で建設することを數度提案しました。明と清の皇居として、紫禁城は一番早いシルクロードの舶來品を鑑賞する所でした。ある程度で、その時の紫禁城は海上と陸上のシルクロードの中國の出発點でした。 今の故宮博物院は數萬件以上のシルクロード舶來品を収集保存しています。例えば、古代の天文器械、數學の教育用の器具、製図と測量の道具、さらには近代イギリス産の三管自転車、スイスのジャック徳羅腕時計、オランダのフィリップス電球、イギリスの百代レコードなどもあります。それは中外文化交流の大切な証拠品です。 この研究が「一體一路」の大背景で巡回展、シンポジウムなどの形式を通じて、我が國「一體一路」に沿い各國の文化交流建設に対して、特別な役に立つでしょう。