河北省邯鄲市臨ショウ県でこのほど行われた道路の改修工事現場で、アスファルト道路の下から清代の青レンガ橋が完全な狀態で発見された。考古學専門家は「この橋は清の時代、臨ショウ県城の城壁の周囲の堀にかかっていた橋であり、臨ショウ県城の歴史を研究する上で貴重な資料となる」との見方を示した。
臨ショウ県文物観光局によると、この橋はもともとあったアスファルト道路から1メートルほど地下に埋まっていたという。橋の長さは6メートル、アーチの高さは約3メートルで、全て青レンガ製である。橋の基礎は石臼のような2つの石で支えられていた。
この橋は臨ショウ県城北部の主要道路で見つかった。このあたりは車や人の往來が激しいが、倒壊事故が起こったことはこれまでに一度もないという。長い年月を経たにもかかわらず、橋は完全な狀態で保存されていた。
臨ショウ県文物観光局は橋の発見後、直ちに人員を組織し、橋の調査と保護にとりかかった。