シャングリラツアー
2001年に、雲(yún)南省デチェン蔵族自治州の中甸県がシャングリラ県(香格里拉県)へと名稱を変更した。その後、観光用のキャッチフレーズにシャングリラという名が頻繁に登場する。シャングリラ(英語: Shangri-La)というのは、イギリスの作家ジェームズ?ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名稱である。香格里拉ともチベット語で心の中の日月という意味を表す。シャングリラは昆明からは約700キロ、チベット高原の南東部に位置していて、西北から西南に傾斜している。総面積は23870平方キロで、人口は約32萬。チベット族、リス族、漢族、ナシ族、イ族、ペー族、回族などの民族が住んでおり、少數(shù)民族が人口の84%を占める。シャングリラは、雪山が聳える谷、神秘的な寺院、森林と湖、麗しい草原、そして羊が群れなす世界。