莆田ツアー
中國、福建省中東部の地區級市である。臺灣海峽に開ける興化(こうか)灣に臨む。行政上は、市街地である城(じょうそう)區は涵江(かんこう)區のほか、田、仙遊(せんゆう)両県を含む。人口は298萬人、市轄區人口36萬人ぐらいがある。古くは口と稱し、別名を茘城(れいじょう)とよばれるほどのレイシ(茘枝)の名産地で、リュウガン(竜眼)、ビワ、サトウキビの生産も多い。沿岸部ではタチウオ、グチなどの漁獲が多く、農水産物の加工業が盛んである。サトウキビの生産も多く製糖工場もある。涵江區には省第一の養鰻(ようまん)場がある。使用される言語は福建語下位方言での莆仙語(興化方言)が使用されている。インドネシアを初め東南アジアに多くの華僑を出しており、市內には媽祖の生誕地である湄洲島がある。