日光巖

日光巖は龍頭山ともいい、コロンス島の最高峰である。日光巖は俗に「晃巖」と呼ばれ、鼓浪嶼中部南よりに位置し、海抜92.68m、鼓浪嶼の最高峰で、直徑40mを越える巨石である。巖の頂上には円臺が築かれ、峰の頂上に立って遠くを眺めると、アモイと鼓浪嶼の景色が目に飛び込んでくる。日光巖は明の時代に臺灣を取り戻した民族英雄鄭成功の兵隊が駐在したところで、今にも「水操臺」、「山中の砦門」が殘されている。遺跡となっている巖壁には、「閩海雄風」という字が刻まれている。日光巖は廈門のもっとも主要的な観光地として、「日光巖に登らず、廈門をいうべからず」と思われている。