七星公園

桂林市街の東側、漓江に架かる解放橋を渡り、更に漓江支流に架かる美しい花橋を渡ると、7つの奇峰が並ぶ七星公園に入る。公園の名は、園內にある普陀山の4つの峰と月牙山の3つの峰が、北斗七星のように並んでいることから付けられたもの。石段で登ることのできる普陀山の西側の山腹には、七星巖という鍾乳洞がある。 內部は3層に分かれ、中層部分が公開されている。洞は長さ1km、最も広い部分で幅43m、上下27mあり、カラフルな照明でライトアップされている。 中國人ガイドによる約60分のツアーがある。鍾乳洞の入場は有料。 樹木におおわれた月牙山には、あずまやや洞が多い。 フタコブラクダが坐っている姿にそっくりな駱駝山では、山をバックに本物のラクダに乗って記念寫真が撮れる。 園內西側の龍隠洞付近には、唐や宋代から明、清代までに作られた100點余りの石刻があり、「桂梅碑林」と呼ばれている。 その他園內には、パンダのいる動物園やレストランがある。 公園入口の花橋は、宋代に建設された屋根付きの橋だが、現存のものは1540年に架け替えられた石橋。